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小さな棚や木の小物を作るとき、最後のひと磨きで迷うことはありませんか。紙やすりにはいろいろな数字が並び、細かいものを選べばよさそうにも見えますよね。まずは、削りたいものと仕上げ方から考えてみましょう。
この記事では木工用の紙やすりの番手を扱います。工具本体の選び方は別の記事にまとめているので、手磨きでも電動サンダーでも、研磨材を買う前の確認に使ってくださいね。
番手は、数字が大きいほど目が細かくなる
紙やすりの「番手」は目の粗さを表す数字です。武蔵野美術大学の造形ファイルでは、粗い目から段階的に細かい目へ進める方法が説明されています。削りたい凹凸があるのか、表面を整えたいのかで、出発点を分けます。
ただし、木の種類や今の表面の状態が違えば、必要な研磨も変わります。すでになめらかな板を、理由なく粗いペーパーで削り直す前に、どこを直したいかを見ておきましょう。
「荒く削る」「面を整える」「仕上げる」を分ける
同大学の説明では、100番以下を粗削り、100〜200番を面の調整、200〜400番を仕上げの目安として挙げています。これは一般的な区分で、手元の材料へすべての工程が必要という意味ではありません。
まず端材で削れ方を確認し、本番の板はどの程度の調整が必要かを考えます。数字の順だけを追って最後まで磨くより、「この傷を整える」「角のざらつきを直す」と作業の目的を決めると選びやすくなります。
塗装するなら、塗料の案内を先に見る
研磨の終わりを決めるときは、見た目や手触りだけでなく、使う塗料の指定を確認します。塗装前の下地と、塗り重ねの間の研磨では条件が違うこともあるので、「塗装用」とだけ覚えて同じ番手で進めないようにしましょう。
木材販売店マルトクの補修資料でも、無垢材・集成材の状態に応じた下地の調整が案内されています。資料の例は、その木材や仕上げを前提にしたもの。使う板と塗料の条件を確かめ、迷ったら販売店へ相談してください。
端材で試すときに残しておく3つのメモ
- 材料:使う板と同じ種類・仕上げの端材かどうか。
- 研磨:使ったペーパーの商品名と番手、作業した順番。
- 仕上げ:塗料の型番と、指定された下地の条件。
例えば同じ端材の別の面で試し、写真と番手を書いた付箋を残すのも一案です。これは自分の作業を比べやすくする工夫で、特定の番手の組み合わせを保証するものではありません。塗料の乾燥や塗り重ねは、その製品の指示に従いましょう。
買うときは、番手以外も合わせる
手磨き用のシートと電動工具用のペーパーは、取付け条件が違います。電動サンダー用なら、寸法・形状・固定方式・集じん穴の配置を工具の説明書と照合します。同じ直径でも、穴や取付けが合うとは限りません。
平面を手で磨く場合は、当て木やペーパーホルダーを使う方法もあります。大学の資料でも当て木の利用が紹介されています。角や曲面の作業と分けて、扱いやすい形を考えてみてください。
電動工具のペーパー交換は電源を切り離してから。材料の固定と粉じん対策も工具の説明書に従い、材料の成分が分からない古い建材などを自己判断で削らないようにしましょう。
必要な番手を、少量からそろえる
最初は作業と仕上げの条件を書き出してから、使う番手を選びましょう。下のAmazon検索には木工用以外や異なる寸法も含まれます。セット品は枚数だけで選ばず、使いたい番手が入っているか確かめてくださいね。
工具と作業場所も整えるなら
確認に使った資料
資料確認:2026年10月29日。番手の区分は一般的な目安です。材料・研磨材・塗料・工具の指定条件を優先してください。試し方や記録は作業を整理する提案であり、実機の比較試験ではありません。
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